鳥栖遠征記~1日目~
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"鳥栖遠征"と言っても試合の時しか鳥栖にはいなかったんだけど(苦笑)
本当なら6日に行って7日に帰る予定。
でも、帰りの福岡発の特典航空券は取れたんだけど、行きの便を取り損ねてしまいさてどうしようか、と。
どうせなら捻くれるか、ということで観光をぶち込んで、今まで降り立ったことのない鹿児島に5日に入ることに決定。
この選択が、困難を極めた台風をやや回避して九州に上陸できたということに。
鹿児島空港が近くなるにつれて機体が大きく波打って今までで一番揺れた感じがする…って、台風に向かって行っているから仕方ないんだけど(苦笑)
無事到着。
大きな鳥居がお出迎え。
これで540円は安い。
腹拵え終了後は、次の目的地知覧へ。
結構簡単に考えていたらゆうに2時間かかる…。
途中で桜島SAに立ち寄ってハイウェイスタンプもしっかりと。
館内は写真撮影禁止だったのでしっかりと脳裏に刻みこんできました。
爆弾を付けた飛行機に乗って自らの命と引き換えに敵艦に突っ込んで行く。
一番若い人で17歳。
戦時中だったので家族に宛てた遺書も検閲されるだろうから、日本軍を非難したり女々しいことは書けなかったということもあるんだろうけど、非常に思いやりのあるというか、立派に書き記していて、それが余計に涙を誘う。
しかも、死を目前にした中で書き連ねた字が非常に美しい。
誰もが死にたいと思って突っ込んでいくわけではない。
ただ、少なからず自分の死は無駄にはならないんだ、とか達観したところで自らの死をもってして何かを気付かると思って飛び立ったはずで、その意志というか信念というか、幹の部分は今生きている自分たちが汲み取り生きていかなければいけないな、と。
昔は自分と同じ世代が特攻に行った、というイメージがあったけど、子供が出来てから特攻と向き合うと自分の息子が特攻に行かされたら…という父親目線で見てしまうね。
それだけ年を取ったということなんだろうけど。
色々と思うところ、感じるところがあって、今回行けたことに感謝したい。
改めてご冥福をお祈りするとともに、間違った方向に行かないように微力ながら尽くしていきたい。
胸一杯になりながら鹿児島中央駅方面へ。
ただ、予想以上に時間がかかっていてレンタカーの返却が迫る中で無事に返却。
意外と距離あるのね…。
ホテルにチェックインする前に一軒。
鹿児島ラーメン豚とろ鹿児島中央駅前店へ。
豚とろラーメンの小盛りとプレモルでひとまずお疲れ様。
ビールも進む美味しさ。
お疲れ様が終わってからチェックイン。
天文館方面へぷらっと向かって鹿児島ラーメン2杯目。
ラーメン・餃子専門店みとまにてラーメン。
あっさり目なスープに焦がしネギ。
この組み合わせはヤバい!!
麺が柔らかいのは鹿児島ラーメンの特徴なんだろうね。
個人的にはもうちょい固めの方が好みかな。
で〆の一杯。
さすがに焼酎の国だから…と思っていたんだけど、日本酒の立ち飲みがあるということを調べていてちょろっとお邪魔。
日本酒Bar桜へ。
常連さんはいるものの割と一見さんでも入れる感じだったので…この時は(苦笑)
翌日鳥栖が相手ということで、佐賀の酒鍋島を。
こりゃ区別しているな(苦笑)
ま、所詮一見だからな~、と思って飲んでいたらうるさい常連さん軍団が登場。
もう出来上がっている状態でうるさいうるさい。
店員さんも一緒になってワイワイと。
その合間を縫って注文、日本酒は来たけどおつまみは最後まで来ない状態…。
もうちょっと飲みたいお酒があったんだけど、この状況じゃ美味しくないな、と思いお会計。
ま、次はもうないから良いんだけどwww
ということで、雨が降り始めた天文館から離脱して1日目終了。
ホテルの周りに足場が組まれていて台風の影響どうかな?と思って心配していたけど、大丈夫でした。