2021年 06月 08日
山形亮太、9.95
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新たな扉を開いた…。



そりゃ一面になるよね。
昔、陸上の短距離選手として走っていた身としては、9.95はかなり異次元のタイムに感じる。
世界陸上やオリンピックの準決勝あたりで出るタイムが鳥取で日本人選手が出す時代になったのか、と思うと非常に感慨深い。
自分が競技者として走っていたころの日本記録は、宮田英明の10.27や井上悟の10.20。
大先輩なんだけど、この辺は出せるなと思ってた…出せなかったけど←
この後朝原宣治が立て続けに日本記録を更新して、アジア大会で伊東浩司が10.00(速報タイムで9.99だったはず)。
ここからが長かったんだけど、桐生が日本人初の9秒台の9.98。
その後にサニブラウンが9.97。
そして山県。
0.01を削ることは100メートルだと非常に難しい。
普段の練習の積み重ねが必ずしも記録につながるとは限らないし、少しでも失敗したら取り返せない競技でもあるし。
今回の布勢スプリントの映像を見たけど、カールルイスみたいな後半の伸びとフォームで、1991年の東京世界陸上が蘇ってくるようで感慨深かった。
日本人がこういう戦い方をすることができるんだ、ということも含めてね。
今回、足が空回りするような感じだったとコメントをしているんだけど、自分にもそういった感覚があって。
追い風参考なんだけど、手動で10.8を出した時は本当に足が異常に回転している感じだった。
地面を蹴っている感覚がなくて、気を抜くとから足踏んでこけちゃいそうなね。
10秒に耐えれる身体じゃなかったのもあると思うんだよね…中学生だったから。
この幻想が後々限界を超えるべし、みたいな変な負荷がかかって肉離れが常在化することになるんだけど…。
レベルは違うけど、なんとなく気持ちがわかる(笑)
このレースで多田も自己ベストで標準記録突破の10.01。
一緒に9秒台突入しちゃえよ、って思っちゃったけど(爆)
史上初、4×100メートルリレーのメンバー全員が9秒台になる可能性が。
バトンパスで秒数を埋める、じゃなくて、バトンパスでさらに秒数を詰める…。
夢がある。
コロナで色々意見があるのは十分にわかる。
でも、アスリートたちはその瞬間に人生をかけている。
自分はアスリート寄り…そんなの当たり前。
東京五輪で金メダルを!!
by ひろ |
by soccer122
| 2021-06-08 00:01
| スポーツ
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