2023年 01月 15日
弔辞
|
こんなタイミングで、あなたに対する弔辞を述べることになるとは思いませんでした。
頼まれていませんが勝手に述べます。
届かないとは理解していますが、親友としてやるべきことだと思っていますから。
まさか、としか言いようがありません。
私とあなたとの出会いは中学の時でした。
一緒のクラスになり、探りながら友人関係を構築していた中、急激に仲良くなる機会が生まれました。
それは、体育のサッカーの授業でしたね。
お互いにサッカー部ではないけれど、サッカーが好きなんだろうということはカバンに付けていたキーホルダーや、サッカー関連のグッズで伺い知れました…必要以上に←
体育のサッカーの授業で、私が右サイドを駆け上がってマイナスの浮き球のクロスを送ったその瞬間、右足でダイレクトボレーをぶち込んでくれました。
さすがサッカー部!!と思ったら、お互いに非サッカー部でしたね(笑)
それから一気に仲良くなりました。
本当にウマが合いました。
一緒にサッカーを見に行ったり、ヨーロッパのサッカーの映像を貸し借りしたり。
その後、中学を卒業してからも一緒にサッカーを観戦に行ったり、横浜市のリーグに加盟するチームに所属して一緒にプレーしましたね。
私はしっかりと当時のユニフォームを保管しています。
スペイン代表をモチーフとしたユニで、よく鶴見市場で練習試合をしたり、大黒ふ頭で試合をしたりしてましたね。
時には大荒れの試合をしたり、11人vs7人の試合の7人側だったりしてね。
いつでも会えるって思ってました…あなたの訃報に触れるまでは。
なぜ、どうして、と言う疑問はあなたの中でしか分かりえないことなので私には分かりません。
ただ、あなたが命を絶つ決断に至る瞬間に、私の顔が思い浮かんでいたのかどうかは気になります。
もし少しでも浮かんでいたのなら、そこで止められるほどの影響力がなかったことに対して、申し訳なさと悔いが残ります。
また一緒にボールを蹴りたかったし、一緒にサッカーの話をしながらお酒を飲みたかった。
あなたが生きていることを必要している人は家族以外にもいるんだよって伝えたかった。
あなたの全てを背負って生きることはできませんが、少しばかりの責任を背負ってこれから生きていきます。
残された家族を見守るのはあなたの仕事であり、責任です。
今すぐにそちら側に行く気もないので、しばらくしてからだとは思いますが、積もる話はそこでしましょう。
本当は生きている間にそういう話をしたかったけどね。
ありがとうもさようならも言いませんし、言いたくもありません。
それが正直なところです。
ご家族の方から今眠っている場所を聞いたので、近いうちに説教に必ず行きます。
その時は久々の再会になるけど、お久しぶりは言いません。
先に逝っちまって馬鹿野郎と、はっきりと言います。
反論は受け付けません。
言い訳しろよって思うだろうけど…。
最後になりましたが、あなたと過ごした日々は、決して忘れることはできません。
一友人としてご冥福をお祈りするとともに、感謝の気持ちを親友のあなたに捧げます。
友人代表。
by ひろ |
by soccer122
| 2023-01-15 20:28
| 雑記
|
Trackback
|
Comments(0)
| TOP▲