2024年 08月 15日
終戦の日
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79年目の終戦の日。
日中戦争、足を撃ち抜かれても相手に向けて引き金を引けなかった、とお爺ちゃんは教えてくれた。
その時は幼稚園の頃だったから、本当のことを言ってくれたかは分からないけど、余計な探りはしない。
お袋のお爺ちゃんは空軍の割と待遇の良い部隊に居たみたいだけど、終戦のタイミングが後送りになれば特攻の一員だったんだろうな、と。
そう思うと、今自分がこの世にいるのは特別なんだと思う。
日中戦争で足を撃たれて太平洋戦争に招集されなかった父方の父。
特攻真っ只中、空軍の幹部候補生で守られた母方の父。
その末裔として、生かされたものとして、しっかりと今を生きます。
それが、紡がれた者の使命だから。
色んな事を聞きたかったし、実際に聞いてはみたけど、全て正直に答えてくれたとは思っていない。
話したくないんだろうな、というブロックするオーラを子供ながらに分かったし。
母方のお爺ちゃんは自分が胸を張ってお酒を飲める年齢になって、孫として盃を酌み交わしたけど、やっぱり戦争のことに関しては核心に迫る話はしてくれなかったなぁ…。
でも、孫と飲めるまで生きれた、っていう話をお婆ちゃんから聞いて、やっぱり嬉しかったよね。
あ~俺も新潟の血を引いてるなって。
戦争ほど悲しいものはない。
世界に平和を…。
by ひろ |
by soccer122
| 2024-08-15 22:12
| 雑記
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