Ｊ１リーグ第35節 FC東京vs湘南@味の素スタジアム（参戦）

山口スタイル炸裂!!

東京の出来があまりにも酷過ぎたので湘南のパフォーマンスが割り増し的に良く見えたことは確かにあるとは思うけど、しっかりと出せたという意味ではシーズン終盤とはいえ素晴らしいこと。

ま、はっきり言うと遅すぎるんだけど←

それでも、一つの形を見せてもらえたことは進歩でもあるし湘南スタイルから幾分か進歩したことにはなる。

ようやくだけど、山口監督のやりたいサッカーと湘南スタイルが融合したのかもしれない。

章斗の先制点に繋がった一連のプレー。

後ろでボールを持ってから、相手のプレスをいなしてサイドを変えながらボールを前へ。

左サイドでボールを持ったところで中央、右サイドから選手が湧いてくる。

追い抜いて行った選手が東京DFを引き連れて空いたバイタルエリアにフリーの章斗が仕留めるという。

これぞ遅攻の真たるものと言っていい。

シュートは言うまでもなく素晴らしかった、文字通りのスナイパーショット!!

この一連の流れを俯瞰で見たかった（爆）

そして後半開始早々の畑。縦だけのスピードだけではなく、今回は速度０からのアクション。

ペナの中で大人しかった東京DFが見送るだけのグラウンダー、これもお見事。

これは一つ扉を開けたかもしれない。試合後も違った能力の扉が開いてしまった感はあるけど←

90分間、東京に何も起こさせなかった。

昨シーズンみたいな森重も一発の予感もなかったし、ディエゴ・オリベイラの存在感がここまでない試合も珍しい。

湘南的には静かに終わってくれて問題ないんだけど（苦笑）

非常に大事な勝ち点３。

ただ、まだ何も手にしていないし、色んな可能性が残されている。

良い意味でも悪い意味でも。

自分たちの未来は自分たちで決められるなら最後まで突っ走るのみ!!

ラスト３!!