Ｊ１リーグ第32節 横浜FCvs湘南@ニッパツ三ツ沢球技場（参戦）

６ポイントマッチでもいつも通り…。ロングスローからのこぼれ球を見事なミドルを突き刺されて０－１の敗戦。気持ちだけでサッカーは出来ないけど、間違いなく横浜の方がこの試合の重要さを理解していたし、それをピッチで体現していた。特に残留を左右する試合ということは分かっていたはずだろうに…。ここぞ、という試合を落とす。リーグ戦16試合連続未勝利が物語っている。何かが足りないんじゃなくて、全てが足りないんだろう。
頑張っていない選手なんていない、それはそう思う。ただ、プロとして、湘南の選手として、プラスアルファが足りない。この試合に限ったことではないけど、一歩前へ出る、１メートル余分に走る、味方のミスを疲れていても走ってカバーする…こういった湘南スタイルの原点というものが徐々に失われてきていて、恐らく今シーズン費える。試合で物足りないな、と自分が思うアクション。練習でもこういった部分が出せていないんだろうな、と思うし、出せていない部分を是正したり、もっと言えば口うるさく指摘する選手もいないんだろうね。選手の入れ替えも早いし、湘南の伝統をガッツリ引き継いでくれる選手がいない。アカデミーから上がってきた選手も軸に慣れていない状況で、湘南スタイルを伝えろ、というのは夢物語なのかもしれない。湘南スタイルというのは重要無形文化財。継承していく選手がいなければ潰えていく。今がその時なんだと思う。外部からスキルの高い選手が入ってくることは悪くない。ただ、彼らと融合が上手くいかずに湘南の血が薄まるだけじゃクラブとして幹が育っていかない。既存の血の濃さがそもそも薄くなっている段階で、レンタルでさらに選手が加入して、何色の血になったんだ？って（苦笑）もう黄緑じゃなくて、混ざり過ぎて黒っぽくなってないか？←そこのところの融合が上手くいかなかったかな…。残留や降格以前に、湘南ベルマーレはどういうサッカーを目指していたのか？というね。
残り６試合。数字上の可能性は残っている。厳しい状況を作り出したのは自分たち。次、次なんて悠長なことを言っていて、自分と向き合わなかった、突き詰めなかった結果が今の状況。傍から見れば、自業自得。クラブからのメッセージも、章斗からのメッセージも全然響かない。改めて言われなくてもずっと応援してるし、いまさら何言ってんだ？って。これまで応えるべき試合はあっただろ？厚かましいにもほどがあるわ(笑)選手側が応えないでどうする？甘えるな、結果を見せるのはここだぞ!!